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美容院の内装デザインのコンセプトや気をつけたいポイントは?

Retail Design and Project Management

美容院の内装デザインに関するコンセプトとは?

美容院の第一印象は、お客様が店内に足を踏み入れたときに決まります。美容院を利用する際に内装が決め手となり、「キレイになれそう」「理想の髪型に近づけそう」と判断する方もいれば、シンプル・モダンなどデザインの雰囲気を参考にする方もいらっしゃいます。このように、内装は集客に大きくかかわってくるからこそ、十分にこだわる必要があります。こちらでは、美容院の内装デザインの決め方や費用、業者の選び方などをご紹介いたします。

美容院の内装デザインはどのようにして決める?

美容院の内装を決めるときに大切なのは、ターゲットを明確にすることです。落ち着いた大人の方か、活気のある若い方をターゲットにするかでコンセプトは異なります。こちらでは、内装のデザインコンセプトや注意点について解説いたします。

美容院の内装デザインコンセプト

美容院の内装デザインコンセプト

デザインを行うには「コンセプト設計」が必要です。コンセプト設計は美容院の概念を意識します。どのような客層をターゲットにしているのか、何をメインに提供するのかなど、細かな部分まで決めていきます。デザインの系統は大きく以下のように分けることができます。

ナチュラル

ナチュラルは自然という意味を持つ言葉です。和やか、素朴という雰囲気を作りたいときはナチュラルなデザインをおすすめします。アットホームな雰囲気を取り入れたい、ナチュラル志向が強いという美容院に適しています。ナチュラルは素材や色相によって、かわいらしくも大人っぽくもなるデザインなので、どのような美容院にしたいのかを明確にし、イメージを混同させないことが大切なポイントです。

アンティーク

シャビーな感じの空間にしたいときは、アンティークのデザインをおすすめします。非日常感を気軽に演出でき、美容院独自の雰囲気づくりがしやすいです。アンティークをテーマにする場合、全体的に色あせた感じを出すのか、インテリアの一部のみをアンティーク風にしたいのかでイメージが変わります。また、洋風や和風でも雰囲気が変わるので、まずはどのようなアンティークを求めるかを明確にしましょう。

モダン

シンプルかつ都会的な雰囲気を演出してくれるのが、モダンです。洗練されたイメージの空間を作ることができます。ただし、モダンを追求するあまりシンプルになりすぎると、殺風景な雰囲気になることがあります。モダンなデザインはシンプルに仕上げるだけでなく、都会的な雰囲気を取り入れるのがポイントです。

レトロ

レトロなデザインは、どことなく「懐かしさ」や「粋」を感じる雰囲気を演出できます。幅広い年代に好まれるデザインです。レトロ風は絶妙なセンスが求められるデザインともいえます。おしゃれに仕上げるためにも、内装を担当する業者と十分に話し合う必要があります。

ラグジュアリー

大人向けでゴージャスな雰囲気を演出するデザインです。高価格なサービスの提供をメインとするなどの場合にぴったりです。落ち着いた色のトーンを使ったり、部分的なインテリアにこだわったりすると、高級感を演出しやすくなります。

美容院の内装デザインにおける注意点

美容院の内装デザインで注意したいポイント

美容院の内装デザインを決める際、注意したいポイントもいくつかあります。

機能性を考える

美容院では切った髪の毛を掃いたり、薬剤や水を使ったりします。それらを踏まえて床には凹凸が少なく、汚れが落ちやすい素材を使う必要があります。また、シャンプー台付近は水が飛び散るおそれがあるので、床や壁ともに防水仕様を検討することも重要です。機能性を考えず、「おしゃれだから」「見た目が好みだから」という理由だけで素材をチョイスすると後々、メンテナンス費などが大きくかかってしまいます。使用したい素材あるときは、その素材のメリット・デメリットを事前に確認しておきましょう。

動線を意識する

美容院はお客様と働くスタッフがストレスを感じないよう、動線を意識して設計することが重要になります。美容院の場合、待合スペースからセット面、シャンプー台への移動など、動線はある程度決まっています。「おしゃれな空間だったけれど、何となく居心地が悪かった…」という印象を与えないよう、動線を意識したデザインを検討しましょう。

照明プラン

意外と重要といえるのが光の取り入れ方です。お店のおしゃれな雰囲気やお客様の満足度は、照明プランが大きく影響します。まずは自然光が入るかどうかでプランの仕方が異なります。お客様の目にまぶしくないような配置も重要です。現代では調光、調色などができる器具もあります。場所に合わせて上手に照明を取り入れながら、快適な空間を作りましょう。

設備を充実させる

設備で重要なのは、給排水設備と空調換気設備です。シャンプー台には水とお湯の水道管、排水用の管が必要です。それらを床下に通すため、床の底上げ工事を行います。コストがかさみやすい設備なので、できるだけ給排水の近くに設置するなどの工夫をおすすめします。さらに、美容院は閉め切った空間でドライヤーやお湯を使用するため、空調換気設備による暑さ対策が不可欠です。お客様は施術中にクロスを巻いており、エアコンが効いてないと暑さを感じてしまいます。また、換気は湿気や薬剤の刺激臭対策としても有効です。馬力が強いエアコンを選び、お客様に直接風が当たらないような工夫が必要です。

独自性を大事にする

全国にはたくさんの美容院があります。おしゃれなデザインというだけでは、他店との差別化を図れないことも少なくありません。内装はオリジナル感のある雰囲気づくりが大切です。コンセプトやターゲット層を明確にし、どのような美容院として発展させていきたいのかを考えてみてください。具体的なイメージをデザインに反映させることで、より理想に近づけるようになります。

美容院の内装における費用や業者の選び方は?

コンセプトが決まったら、理想のデザインを実現してくれる業者を選びましょう。美容院の内装デザインはシンプルに見えて複雑です。コンセプトを再現し、動線の確保といった機能面に配慮できる業者に依頼することをおすすめします。こちらでは、業者の選び方と費用相場を見ていきましょう。

美容院の内装業者の選び方

美容院の内装業者を選ぶ方法
相場に合っている金額か

工事費用は条件などに応じて金額が変わることも多い一方、相場と比べてあまりにも差があるケースは注意が必要です。例えば、相場よりも安すぎる場合、水漏れや漏電などのトラブルが施工後に起こる可能性があります。反対に高すぎる場合、本来必要ではない施工が含まれているケースも考えられます。気になる業者が見つかったなら、見積もりを依頼して相場と比較するなどの確認が必要です。また、相場よりも予算を抑えたいときは、先に条件を提示して可能かどうか、聞いておくことをおすすめします。

施工実績は十分か

業者によって、得意とする工事内容が異なります。美容院の場合、シャンプーやボイラーなどの機器を取り扱うため、慣れている業者に施工してほしいという方も多いでしょう。工事の実績以外にも、業者が業界のトレンドや条例などに詳しいか、専門的なノウハウを持っているかなどを確認しておくことも大切です。

好みのデザインを実現できるか

どれだけ実績があって相場の金額で請け負っても、理想とするデザインが実現できなくては意味がありません。業者によって得意とするデザインの雰囲気は様々なので、どのような施工に対応してきたのか、デザインの雰囲気もチェックしましょう。

美容院の内装にかかる費用相場

美容院の内装にかかる費用
費用がかかる工事内容

空調、給排水設備、ガス、電気工事などが設備工事に含まれます。特に給排水の設備工事に占める割合が大きい傾向にあります。設備工事の費用を下げるのは難しいです。中古品を採用して費用を抑えても、将来的にはメンテナンス費用がかかることを想定しておきましょう。内装工事で使用する素材、工事内容によって費用に大きな差が出ます。理想に近づけつつ、素材や工事内容を変更しながら、費用を削減しましょう。

工事費用の相場

費用相場はスケルトン物件や居抜き物件でも異なります。スケルトン物件とは、以前の設備が取り払われて原状回復された状態の物件です。美容院をオープンさせるためには、ゼロから工事を行う必要があります。理想の内装にしやすい反面、坪単価は高くなりやすく、また、ゼロから作るので工事期間が長引きやすい面もあります。居抜き物件は、以前の使用者の設備がそのまま残った状態の物件です。スケルトン物件と比べるとコストが抑えられます。その一方で、残っている設備の中で不要なものがある場合、自費で撤去する必要があります。コストが抑えられる分、スケルトン物件よりも内装の自由度は低いでしょう。

例えば、10~15坪で500~800万円ほどです。500万円だとマテリアルをキレイにするだけで、デザインにはあまりこだわれません。700万円ぐらいから、タイルなどを使用できるようになります。ただし、設計費用は含まれておらず、ファサードのデザインや、入口扉のサイズや素材などによってもコストは大きく異なります。さらに、シャンプー台や頭を洗うシンクといった美容機材の費用も、別途プラスされます。また、設計費用の算出方法は様々ですが、工事費の15%程度だった坪単価で設定されるケースもあります。

このように、費用に関しては条件や要望などに応じて金額差が出るため、まずは設計会社に相談することをおすすめします。

美容院の内装デザイン・設計なら株式会社HiPへ

美容院は日常を少し離れることができる、特別な空間の一つです。コンセプト設計をしっかりと行い、お客様に満足してもらう空間を作り上げましょう。さらに、スタッフの働きやすさも考慮することで、店舗全体の活気にもよい影響を与えます。株式会社HiPでは、美容院の内装デザイン・設計を行っております。ナチュラルやシンプル、モダンなど、様々なコンセプトのおしゃれなデザインが実現可能です。これから美容院のオープンを考えている、デザインにこだわった店舗を作り上げたいとお考えの方は、ぜひご相談ください。

美容院の内装デザインを依頼するなら株式会社HiP

会社名 株式会社 HiP
住所 〒162-0055 東京都新宿区余丁町12−17 岡元ビル
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FAX 03-6457-4877
メール hip@hip.vc
会社設立 2007年9月5日
事業内容業務
  1. 店舗内装デザイン、店舗内装設計
  2. 店舗デザイン・コスト・スケジュール等のマネージメント業務
  3. プロジェクトデザインをもとに立地や区画に合わせてデザインを標準化業務
  4. 多店舗展開、コストダウンpjt等のコンサルタント業務
  5. 店舗のVMD(ビジュアルマーチャンダイジング)のコンサルタント業務
  6. その他
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